高尾山 標高599m 2018.4.01

  ■高尾山 に登って来ました


 「高尾山の入口」京王 高尾山口駅(標高:190m位)から川沿いに歩くとここに着きます。
 正面の桜は満開で、絶好のタイミングでした。                  
 左に行くと、ケーブルカーやリフト乗り場があります。歩いて人登るには右です。  
 撮影は6:45頃だったので、乗り物は営業しておらず、まだ空いています。      


   高尾山登山は、高尾山口駅からだと標高差が409m位です。登山道は山道ではないので、
   気軽に登る人が多いのも納得できます。
   私は写真を撮りながらゆっくり登って1時間半で山頂に着きましたので、
   片道2時間見て計画すれば十分ではないでしょうか。

   さらにケーブルカーやリフトを使えば、もはや登山と言えないかもしれません。
   とは言え、山の上で自販機利用や食事をしようとすれば山の加算料金なので、
   そこが気になる方は持参しましょう。




 登山道の途中には、麒麟のような形の木の根をみることもできます。


   高尾山は、真言宗の「高尾山薬王院」の境内でもあるので、山門をくぐると境内です。
   薬王院までの参道の途中には二手に分かれているところがあります。

 左が「男坂」、右が「女坂」と呼ばれる参道です。

   男坂は108段の石段を1段登る毎に、煩悩がひとつ消えていくといわれています。
   煩悩を消したい方は、男坂を登りましょう。 私は迷わず右でしたが。

   参道には灯篭の列があったり、「六根清浄(ろっこんせいじょう)」と記された ”石ぐるま※” が所々にあります。




   ※この石ぐるまは、人間の6つの感覚(眼、鼻、耳、舌、身、意(心))が清らかになり、
    心を迷わせる 3つの煩悩 貪り(むさぼり)、怒り、愚痴 を悔い改めるという
    願いの意味があります。
    自己中心で行動すると、争いが生まれ易いので、相手目線も考え、互いに気持ち良い社会にしよう
    という先人の知恵ですね。
    石ぐるまを回すだけでも楽しいし、それで新たな気持ちになれるのも良いですね。

    人との関わりを持たなくても生命の危機は無く、便利になり過ぎた現代。
    そのため「引きこもり」というものも生み出していますね。
    こういった大切な事を伝える知恵は、評価すべきですね。

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