上海万博1

最初にセキュリティー検査場付近などで、会場のOfficial Map (鳥瞰図,漢語版,無料)を配っていますので、必ずもらいましょう。
英語版も用意されているので、手持ちがあるか聞きましょう。多くの場合、英語は通じました。
いくらかは分かりますが、漢語版と英語版があると国名(パビリオン名)を調べるのが容易になります。
左が漢語版(通常配布される)、右が英語版。

バス停、路線、船着場、地下鉄の駅、パビリオン位置が良く分かります。
会場はAからEの5つのゾーンから構成されています。
会場内を移動するバス、地下鉄は「世界大道駅」「戸浦大橋駅」「馬当路駅」の3駅、ボートは6つの船着場で、運賃は無料でした。


さて、最初は「日本館」(Zone A)です。
2010.05.15 18:35頃 撮影 2つの突起のある薄紫色(ピンクにも見えます)の建物が「日本館」です。

2010.05.15 14:25頃 撮影 左端の薄紫色の建物が「日本館」です。

うわさ通り、大人気でした。この日はおよそ3時間半並びました。
「日本人なら絶対外してはいけない」という思いで待ちました。

報道の通り、「ゲート潜り」はみられましたが、それがいけない事というモラルを持った中国人もいました。
待っている間、「きゅうり」「鳥足」「なにやら分からないもの」を食べているのを見かけ、たくましさも感じました。
「基本的に狩猟民族」であるという考えに立ち観察すると、行動の予測がつきます。
例えば、パビリオンで定員の関係で人数管理されていても、常に前へ前へと行くので、後ろからゆっくり、離れない程度に行くとゆったりと鑑賞できます。

撮影に関するマナーは悪いです。「撮影禁止」「ストロボ禁止」「携帯のマナーモード依頼」など何度の説明があってもおかまい無しです。カメラなど持っているほとんどの人が堂々と撮影しています。数が多いから、手が付けられない様子でした。スタッフのみなさんには「本当にご苦労さまです」といった感じでした。

日本館は朱鷺をテーマに日中のつながり、近未来の家電製品を紹介する内容、最後にこれも朱鷺をテーマにしたショーでした。
「バイオリンを弾くロボット」は彼らにとって興味深いようでした。
確かに家電なり、ロボットなり、他パビリオンより半歩から数歩先行しているところは見えましたが、多くの客にとって進み過ぎて理解できないのではないかと思いました。
例えば、アナログテレビがやっと使えるようになった人たちにとって、「壁がモニターです」「画面解像度がデジタル放送の2倍あります」と説明しても「何の事やら」となります。彼らの大多数にとって日本の製品は高度過ぎると思います。
(構成も含めて合格点はあげれないなぁ)



前ページへ Homeへ あそびTopへ 次ページへ

Copyright(c) 2010 Keiji Horibe All rights reserved.
inserted by FC2 system